「干支土鈴」として知られ、素朴で人肌の温もりが感じられる中山人形。
その歴史は古く、九州鍋島藩(佐賀県)のお抱え陶工だった野田宇吉が南部藩に招かれて「山陰焼」を創業、しかし天保の大飢饉で陶器は売れず、宇吉は津軽、秋田へと理想の陶土を求めて放浪。現在の平鹿町上吉田字中山で探し求めた陶土を見つけ、中山窯場を造った。その宇吉の長男が窯場にいた樋渡ヨシと結ばれ、ヨシが義父の宇吉から手内職として習った粘土細工が中山人形の始まりと言われている。
十二支土鈴 各 1320円
外箱寸法 縦7.5×横6×高さ6cm
福 鼠
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